こんにちは!
ギター講師の箕輪です!
以前簡単ギターコードをいくつか記事にしているのですが、
- 押さえ方は簡単そうだけど鳴っていない気がする
- 何となくなっているけど綺麗に鳴らない
- 綺麗になる時と鳴らない時がある
このように感じている方はいませんか?
ちなみに簡単コード集はコチラ!
www.gt-kyoukasyo.comここに書いてあるコードは簡単コードとして紹介しているものが多く、綺麗に鳴らしやすいコードが多めに書いてあります。
まずはこの簡単コードを題材にして綺麗に鳴らすための左手のコツを見ていきましょう!
コードを綺麗に鳴らすためには左手の空間が大切!
ギターを弾くに当たり、右手と左手はどちらも大切なのですが、
まずは音の基礎となる左手を重点的に見ていきましょう!
この記事を読んでいる方は恐らく
- 練習しているけど上手く鳴らない
- ずっと音が鳴らないから挫折しそう
と考えている方も多いかと思います。
ギターコードは少し形を変えるだけで押さえ易くも押さえにくくもなります。
この記事ではそこの細かい部分のアドバイスをしていきますので、是非ギターを持って写真を見ながら実践してみてくださいね!
基本のCコード(CM7)
まずは基本となるCコードについて見ていきましょう。
画像にあるようにCコードは人差し指を取ってCM7というコードに置き換えてみても大丈夫です!
簡単バージョンとしてCM7で押さえてみると
正面から
多くの教本ではこのような写真で解説されていることも多いかと思います。
ですが正面からだけでは押さえる場所が分かっても、なぜ音が鳴らないのかというところが分かりにくかったりしますね。
それではアングルを変えて見てみましょう!
横から
手のひらに空間ができていますね。
音が鳴らない原因としては、この手のひらの空間が空けられていないことが多くあります。
この空間を開けずにぴったり手のひらがネックについてしまうと、、、
- 押さえている指が他の弦に触れてしまう
- 指が上に行ったり下に行ったり弦を間違えてしまう
- 力が入りづらい
このようなことから音が綺麗にならなくなってしまいます。
まずはCM7でこの写真を見ながら押さえてみましょう!
上手く手のひらの空間が空けられないという方は、手のひらを前に押し出すようにしてみるといいですよ^^
応用のGコード(G6)
Gから小指を取ってG6というコードで見ていきましょう。
先ほどのCM7と比べてみると分かるように、使っている指は同じですね。
押さえる弦が変わるだけなのでCM7が押さえられればG6も押さえ易くなりますよ!
CM7コードからG6コードにコードチェンジするコツとしては
- CM7の形を崩さないように上にシフトする
- 手のひらの空間は保ったまま
- 親指の位置も変えない
この辺りを気にして押さえていくと綺麗にコードチェンジできるかと思います。
写真で正面から見ても横から見てもCM7とほとんど同じ形ですね。
一度形を崩したり指を離す時に離れすぎてしまうと、もう一度コードの形を作るのに時間がかかってしまい、コードチェンジもスムーズにできないということに繋がってしまいます。
なるべくCM7の形は保ったままG6に動かしましょう!
高音弦も使うDコード(Dadd9)
通常のDコードから中指を取ってDadd9というコードにしています。
このDadd9こそDコードの代わりに使っていくことが非常に多いです。
Dadd9を押さえることができればDコードを綺麗に鳴らすのはあともう少しというところですので頑張っていきましょう!
このDadd9コードで気を付けるポイントとしては
- 3弦は人差し指で押さえること
- 左手の空間はCM7やG6と同じ
- 親指の位置も変えない
左手の空間や親指の位置を変えないのはG6の時と同じですね。
この3つのコードでは基本的に手のひらの形は変えずに指先だけ押さえる場所が変わっていくようなイメージです。
Dadd9特有のポイントは3弦は人差し指で押さえるということですね。
Dadd9にした場合、3弦は中指で押さえたくなりますがDコードも押さえることを想定して人差し指で押さえるようにしましょう!
親指の位置にも気を付けましょう!
親指の位置の解説については別の記事でまとめていますので、
手のひらの空間と合わせてこちらも意識するともっと綺麗に鳴らすことができますよ^^
コードチェンジで悩んでいるという方も参考にしてみてください!
綺麗に鳴らすことができた!次にやることは?
手のひらの空間や親指を意識してやっと鳴らせるようになった!という方は、その形を左手に覚えさせる練習をしていきましょう!
ただなんとなく弾いているよりも、これからおすすめする練習方法を取り入れると形を定着させやすいです。
CM7が鳴らせたという例で具体的な方法を見ていくと
- 一度鳴らせた左手の形を微動だにせず、右手のリズム練習をする
- 「タンタンタンタン」と単調なリズムでいいので継続して鳴らす
- まずはコードチェンジなしで一つのコードに集中する
このような練習方法をすると左手が覚えやすくなります。
何故これで覚えられるかというのは明確に理由があり、
- 左手をただ固めたまま右手の練習をすると意識が右手に行き、左手は無意識で押さえるという動作ができる。
- 無意識で押さえることに慣れると自然とCM7のポジションに指が動くようになる
- 同じような練習をG6やDadd9、他のコードで応用することもできる
実はこのような思考の順番で左手が覚えられるのです。
「なんでギターが上手い人ってすぐにコードが押さえられるんだろう。」と思っている方もいるかと思いますが、これは無意識でコードのポジションに指が行くからですね。これをさらに練習して慣らしていくと、あまり左手を見なくてもコードが押さえられるようになり、コードチェンジもスムーズになるということです。
今回の写真とそれぞれのコツの項目もチェックしながら実際に練習してみてくださいね^^
それでは!
良く読まれている記事
【練習に最適!Blackstar FLY3】エレキギターの練習場所も確保しやすく、イヤホン・ヘッドホンも使えるギター用ミニアンプ - ギターの教科書