こんにちは!
ギター講師の箕輪です!
以前の記事でFコードの押さえ方の写真解説をしたことはあったのですが、
GやDの解説はしていなかったので細かい写真解説の記事になっております。
Fコードの押さえ方の解説に関してはコチラ!
www.gt-kyoukasyo.comギターのコードの中でも、GとDのコードはFコードと比べると比較的押さえやすいですが最初のうちは苦戦する方も多いかと思います。
ギターを始めた初期のうちに正しい押さえ方を覚えて、悪い癖がつかないようにしていきましょう!
Gコードの押さえ方
使う指は中指、薬指、小指の3本です。
このコードの注意点としては、薬指と小指の距離が広く開くコードなので指全体が寝てしまいやすいです。
指が寝てしまうと
- 他の弦にくっついて音が鳴らなくなってしまう
- 他の場所も一緒に押さえて違う音が鳴ってしまう
というような悪影響が出てしまいます。
少し手のひらを前に押し出すようにして押さえると指もしっかり立たせられると思います^^
具体的な写真を出しておくと
こんな感じですね。
しっかり手のひらに空間ができているのが分かるでしょうか?
ネックの上に親指を配置するということも大切ですね。
Dコードの押さえ方
Dコードは人差し指、中指、薬指の3本で押さえていきます。
指がごちゃごちゃしやすいコードなので間違えないように注意しましょう。
たまに中指と人差し指が逆になってしまう方を見かけることがあります。
このようにちょっと無茶しても押さえられてしまうような場合は、そのまま間違った形を覚えてしまいやすいです。
このコードの注意点としては
- 指の配置がごちゃごちゃにならないようにする
- 鳴らさない開放弦はミュートする
- 3本ともしっかりフレットのギリギリを押さえる
ということが大切になってきます。
Dコードは5弦と6弦の開放弦を鳴らさないようにミュートするのですが、
5弦に関しては鳴ってもいいのでまずはこのような形で押さえてみましょう。
ミュートする方法としては押さえている親指を上から少し出した状態から6弦に触れます。
※このとき力を入れて押さえると音が鳴ってしまうので注意!!
4弦の開放弦に関しては逆に鳴らなければいけない音です。ここが触れると音が止まってしまいますので、押さえている人差し指が4弦に触れないように注意しましょう。
省略形のコードの押さえ方
基本コードにはそれぞれ省略してもいい形があります。
Dadd9やCM7など名前はややこしくなってしまいますが、押さえ方は普通のコードより楽になります。
省略コードに関してはコチラでも書いていますので是非!
コードチェンジについて書いていますが、省略して押さえる方法も書いています。
www.gt-kyoukasyo.comコードが押さえにくい場合の注意点
試行錯誤してコードが押さえられるようになったり、逆に悪い押さえ方をして音が鳴らなくなってしまったり様々です。最初から100%の完成度で綺麗な音を追及するのは大変だと思いますが、まずはフォームチェックからしていきましょう。
爪が切ってありますか?親指の位置は気にしていますか?
大切なポイントをまとめてある記事はコチラ
親指の位置が横になってしまう方はコチラの記事を読んでください。
コードを応用するために
このように正しいコードを押さえると、他のコードも綺麗に押さえられるようになっていきます。
正しく押さえるメリットは
- 音がとても綺麗になる
- コードチェンジがスムーズになる
- 他のコードも覚えやすくなる
- コードを弾きながらメロディを弾くことができる
弾き語りを目指す方やバンドでコード弾きをする方はコードチェンジ、ソロギターを弾きたいという方はコードチェンジに加えてメロディを同時に弾くという技術も必要になってきますので、今のうちに正しい押さえ方で覚えておきたいですね^^
最初のうちは思うように動かないこともありますが、毎日少しずつでもギターに触っておけば必ず上達しますよ!
それでは!