ギターの教科書

初心者からでも。独学でギターを勉強している方へ向けた教科書です。

【アドリブ入門】ギターでアドリブを弾いてみよう!初心者でもできますよ!

こんにちは!

ギター講師の箕輪です!

 

今回はアドリブソロについての入門記事になるので、どちらかというとエレキギター向けの記事になります。アコギでも原理は同じですので、今はアコギしかないけどアドリブに興味あるという方も是非読んでみてください^^

 

いつも片っ端から0から考えて弾いているわけではありません。

よくある質問としては

  • アドリブギターソロって難しそう
  • あんなにいっぱい弾けない
  • まだテクニックとかもよく分からない

こんな感じですね。

僕はアドリブに関しては、興味があるならギターを始めたその日にでもアドリブから始めてみてもいいんじゃないかなー?と思っています。

それくらい単純なことだったりもするわけです。

今回はまずはその基本となる音のポジションを覚えていきましょう!

 

 

初心者だけどアドリブってできるの?

もちろんできます!興味があるなら今からやりましょう!

やって損することはなく、ギターに限らず音楽力の向上にもつながります。

ギターを始める動機は

  • 弾き語りがしてみたい
  • 弾きたい曲が決まっている
  • ギターソロが弾いてみたい
  • とにかくギター全般について上達したい

などがありますが、弾き語りや弾きたい曲が決まっている人はコードから覚えるのが良いと思います。

3つ目の「ギターソロが弾いてみたい」という意欲が強い方は是非アドリブからギターに入ってみるのも全然ありだと思います!

イメージですが、初めて練習する段階で

  • 練習難易度レベル1のコード練習
  • 練習難易度レベル1のギターソロ練習

の2つがあったとして、どちらから練習を始めてみても大丈夫ということです。

イメージがとても大切!

好きなアーティストがいる場合、映像を繰り返し見るのも勉強になります。

今回は入門記事として書いていますが、このような「勉強」をするだけではなく、まずはどのようなフレーズが弾けるようになりたいのかを明確にしておくのもアドリブ上達への近道です。

例えば

  • ロックな速弾きがしてみたい
  • メロディアスなソロを弾きたい
  • ジャズっぽいテイストでソロが弾きたい

この3つだと系統が違いますよね?

3つともできればそれに越したことはないのですが、アドリブソロというのはその人の個性のようなものなので、どれか1つに特徴が寄りやすいです。

まずはどのようなテイストで弾いていきたいか、どんなフレーズを弾きたいかを明確にしておくと良いでしょう。

アドリブの入門ポジション

まずはこちらの表を見てみましょう。

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パッと見た感じではコード表のようにも見えますが、これはコード表ではなく単音で弾いていけるポジションを表している表です。これをスケールと呼んでいきます。

一番低い音は6弦の5フレットですね。音名でいうとラの音です。

ここからスタートしてだんだん高い音を弾いていきましょう。

指使いが大切です

各弦それぞれ2音ずつ弾いていきますが、

  • 5フレット=人差し指
  • 7フレット=薬指
  • 8フレット=小指

で弾いていきましょう。この指使いが非常に大切で、小指が使いづらいからと言ってごまかして弾かないように注意です。

一通り弾けたら次は高音からだんだん低音に戻ってみましょう。

この動作を「なぞる」と言ったりもしますが今度は順番関係なく適当に弾いてみましょう。

ギターソロっぽくするために

順番だけでなくリズムも適当にして大丈夫なので、まずは自分の思うまま弾いてみましょう。

この時にスピッツさんの「チェリー」を流しながら弾いてみるとギターソロっぽくなりますよ^^


スピッツ / チェリー

ただし弾くポジションは間違えないように気を付けてくださいね!

ずらしてしまってセーフな場合もありますが、まずは表のとおりに弾いていってみましょう。

かっこいいフレーズを弾くために!

アドリブを弾いてみてなんとなく音は合っている気がするけれど、ダサい。

って感じることありませんか?

とりあえず表のとおりに弾いてみると、最初は大体の人がダサくなるものです。

僕も実際に覚えたての頃はすごーくダサいフレーズしか弾けませんでした笑

ここからどうやったらギターソロっぽくなるかということなのですが、大切なポイントは3つです!

  1. 同じリズムを繰り返さないこと
  2. たくさん弾こうとしないこと
  3. まんべんなく弾こうとしないこと

同じリズムで淡々と弾いているとThe 練習という感じが出まくってしまってフレーズが作りにくいです。

3つ挙げてみましたが、音をたくさん弾こうとしたり、表の音をまんべんなく使わなきゃという思いが強すぎると同じリズムを繰り返してしまいがちです。

アドリブは必ずしもずっと弾きまくっていなくてもいいのです。

逆にたまに音を伸ばしてみたり切ってみたりすると音が一つ一つ活きてきてフレーズが作りやすいですね。

伸ばし伸ばしからの連続からの切って伸ばして、、、

みたいなリズムのイメージで弾いてみるといいかと思います。

繰り返し弾いてみて「おっ、これいいな!」というフレーズが見つかったらそれをひたすら繰り返して自分のフレーズとして覚えていきましょう!

この練習を繰り返していくとアドリブソロを弾き始めたときにすぐにフレーズを取り出して弾いていくことができます。

練習する際のポイント

練習する際の注意点やコツなどですが、かっこよく弾くためのポイントは先ほどまとめましたので、ここでは基礎的なところで見ていきましょう。

コードや基礎練習などでも大切な

  • フレットギリギリを押さえる

ということは必須です。

足でメトロノームのように拍を刻みながら弾いていくというのも大切ですね。

実際にやってみると結構難しいですよ笑

自分の足は規則正しく、フレーズは不規則で動かしていくので最初のうちは足がずれやすいです。

これは慣れもあるので繰り返し練習して自然に刻めるようにしていきましょう。

これができるようになるとアドリブでいろんなリズムパターンを取り入れていくことができます。

まとめ

基本ポジションはギターソロを弾いていく上でずっと意識していくものです。

ここから音数を増やすにしても基本となるポジションなので、まずは表を見なくても弾けるように覚えていきましょう!

あとは「チェリー」を流しながら実践練習もしてみてくださいね!

 

それでは!