こんにちは!
ギター講師の箕輪です!
エレキギターでもアコースティックギターでも、ギターを弾いていると指先が汚くなってくることありませんか?
汚くなってしまう原因は大体が弦の錆です。
指先が汚いと人前で手を見せるのも恥ずかしくなってしまいますよね。
まあ、あまりまじまじと見える機会は多くないかもしれませんが、見せたくないときに限って「私、手相見れるんだ!見てあげるよ!」とか言われたりするもんです笑
ギターが楽しいのは良いんだけど、指先が汚くなるのは嫌だなー
とお悩みの方に向けてなるべく汚くならないようにする対処方法と、ケアの仕方も紹介していこうと思います。
なんで指先が汚くなるの?
冒頭で指先が汚くなってしまう原因は大体が弦の錆ですとお伝えしましたが、サビにも2種類あり、細い弦だと赤い錆、太い巻弦だと青い錆が多いです。
経験上、青いサビは特にアコースティックギターやクラシックギターでついてしまいやすいですね。
錆びてしまっている弦はすぐに交換するようにしましょう。
しかし手汗をよくかくという人は錆びたらギター弦を交換するというだけでは、単純にギター弦代がかさんでしまいますよね。
そこで弦をさびにくくするスプレーがあるのでまだ使ったことがないという方は一度使用して見てはいかがでしょうか?
Finger ease
フィンガーイーズというスプレーですが、練習の後にこれを弦に吹きかけてクロスでしっかりとふき取ってあげましょう!
これを毎回やるだけで弦が錆びにくくなるうえに、弦を押さえるのもとてもスムーズになります。
値段も800円程で購入でき、かなり持ちもいいのでおすすめです。
クロスで拭くだけでも効果あり
あまり費用をかけたくないという方はクロスで毎回弦を1本ずつ拭いてあげるというだけでも効果はありますよ!
僕はすごーく手汗をかくのでフィンガーイーズを使っています笑
弦の交換頻度について
少し錆びてきている気がするけどまだ使えそう。って思っている方いませんか?
この質問も良くされるのですが、目安としては少しくすんできているくらいであればまだ大丈夫です。
弦の滑りが悪くなりざらついてきたら交換必須ですね。
ざらついてくると指にも汚れが付着しやすくなります。
何か月くらいで交換した方が良いですか?という質問も良く受けますが、これは人によって手汗をかく量が違うので「〇か月」とは一概には言えません。
- 少しくすんでいるのはまだセーフ
- ざらついたらもうアウト
くらいに思っておきましょう。
ちなみに僕は少しくすんで来たらもう交換してしまいますが、期間としては2~3週間くらいで交換することが多いです。
冬は乾燥するので比較的交換頻度は落ち着きます。
指先は綺麗に保っておきましょう!
単純に錆びている弦を触ったら指先が汚くなりやすいですが、もっと細かいところを言うと、指先の皮がめくれてささくれになっているところに汚れが付着しやすいです。
ギターの練習後にしっかり手を洗っている方でも、ささくれに汚れが付いてしまうとなかなか落とすのが難しいです。
一度指先をチェックしてささくれができていたら目の細かいやすりなどでささくれを削ってあげるのも効果があります。
ちなみに僕はけっこうやすりをかけることが多いです。
このような角質除去用に売っているやすりで指先を磨いてあげると綺麗にささくれが無くなりますよ^^
わざわざ買うのもなーと躊躇している方は爪切りなどについているやすりで磨いてあげてもいいですね!
ただし目の細かいものがおすすめです。あまり荒いと普通に指が痛いです笑
やすりをかける時の注意点
指先がツルツルになってくると、楽しくてどんどん磨きまくってしまうこともあるかもしれません。
磨いているうちは気づかないものですが、やりすぎると指先が痛くなります。
指を削っている訳ですから痛くなってしまうのは当然ですね。
お風呂に入った時や寝るとき、もちろんギターを弾いているときにも気付きますが、一度やすりをかけたら元に戻るまで少し時間がかかるので、あくまでささくれを除去するくらいにとどめておきましょう。
爪切りをするときに一緒にやすりをかけるというルーティンを作っておくと常に綺麗に保てるかと思います^^