今回はギターを始めてまず最初に覚えておきたいコードの紹介です。
これからコード練習をしていくというときに、どのコードから手を付けたらいいか分からないという方へ向けた記事になっています。
コードは非常にたくさんの数がありますが、その中でも比較的使用頻度が高いもので、簡易版でも押さえられるコードを4つピックアップして見ていきましょう。
コード表の読み方
上の画像がコード表の空の状態です。
横線がギターの弦
縦線がフレット
をそれぞれ表しています。
ギターを始めたばかりだとフレットと弦が頭の中で逆になったり
ごちゃごちゃになりやすいので気を付けましょう。
基本コード
基本コードとして今回はC,D,F,Gというコードを使っていきましょう。
このようにコードは基本アルファベットで表記していきます。
始めのうちは名前と形が一致しないことかと思いますが、
まずは一通り押さえてみて、この4つの中から一番簡単なものを自分の中で見つけてあげることが大切です。
なんとなくまんべんなく覚えるよりも、例として「一番簡単な奴はこれ!Cコード!」というように頭の中で理解していくと形も一致しやすいです。
(抽象的ですいません。笑)
逆に難しいコードも形を覚えやすかったりします。
一番難しいので形は記憶に残りやすいということですね。
何となく分かるかもしれませんが、この4つのコードの中だとFコードが圧倒的に難しいと思います。
最初からこのコードは鳴らせなくて当然なのであまり気にしなくて大丈夫です。
とはいえ良く使うコードなのでどうにか導入部分だけでも押さえていきたいものですが、このような時に簡易版のコードでも押さえてみるといいと思います。
代用の方法は人によっていろいろなのですが、今回は僕がレッスンでよく使う簡易版のコードで見ていきましょう。
基本コード(簡易版)
簡易版のコードですが、Fコードが大幅に変わっていますね。
それぞれ元のコードはC,D,F,Gなので、難しい場合はまずはこの簡易版の形から慣れていくのがおすすめです。
これもレッスンでよく言っていることなのですが、
ギターはコード、リズム、メロディ、理論、、、など様々な角度から覚えていくことができますが、何を覚える時もまずは簡単なものから段階を踏んで覚えていくとスムーズに理解できるようになってきます。
簡単にできる手段があるときはぜひ簡単な方からトライしていきましょう。
練習方法
まずはそれぞれのコードを押さえてみるところからですが、
ポジションを押さえた状態で均等なリズムで
「ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン」と鳴らしてみましょう。
この時リズムがずれないように注意です。
コードの音が詰まるときもあるとは思いますが、最初は7割くらい鳴っていれば大丈夫です。押さえているうちにだんだん指の力がついてきて自然と綺麗に鳴るようになってきます。
それぞれのコードが慣れてきたら、4つのコードを適当な順番でいいので4回ずつ
「ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン」と鳴らしながらコードを切り替えていってみましょう。
簡易版でこれができたら通常版でも試してみてください。