ギターの教科書

初心者からでも。独学でギターを勉強している方へ向けた教科書です。

時間がない?ギターの練習時間と継続させるためのコツ

こんにちは!ギター講師の箕輪です。

 

今回は日々の練習と効率、続けていくためのコツなどを紹介していこうと思います。

ギターはポピュラーな楽器というのもあり、幅広い年齢層の方に人気のある楽器ですね。

レッスンをしていても小中高生~ご年配の方、様々な年齢層の方がギターのレッスンを受けに来ています。

 

そこで良く質問されるのが

「一日にどれくらい練習したらいいですか?」

この質問が非常に多いです。

 

確かにとても気になることですよね。

練習量に関しては、弾きたいだけ弾けばいいのですが

ここは目指すところがどこなのかということにも関わってきますね。

 

今回は初心者の方が趣味で楽しんで弾くためにはどれくらいの練習量が必要か?というところに焦点を当てて見ていきましょう^^

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何の為にギターを手に取りましたか?

練習をしていくにしても、ただ「ギターを弾く」と機械的に考えているだけでは楽しくありませんしモチベーションも上がりません。

そこで何か大きく広い目標を1つ頭の中に描いて練習していくのが大切です。

 

大きく2パターンに分けて見ていきましょう。

 

パターン1

例)スピッツの「チェリー」を弾けるようにする

  米津玄師の「Lemon」を弾けるようにする

  あいみょんの「マリーゴールド」を弾き語りできるようにする

 

パターン1では弾きたい曲があるという方ですね。

弾きたい曲がある場合はこのように大きく1つ目標設定をしてみましょう。

ただ最初から取り組むのが難しい曲もあるかと思います。

それでもまずは自分の中で「この曲が弾けるようになりたい」という意思表示を持つことが上達のためには必要です。

 

例えばギター以外でも

例)テストで100点をとる

  100mを12秒台で走る

  営業成績でトップ3に入る

 というような目標を持つことと同じです。

 

パターン2

例)「友達と一緒に集まるときに弾きたい」

  「教育や介護の現場で仕事に役立てたい」

  「譜面を見ただけで好きな曲が弾けるようになりたい」

 

パターン2では弾きたい曲が自分の中でも明確に分からない場合ですね。

このような方も結構いらっしゃいます。

弾きたい曲や好きなアーティストがパッと出てこなくても全然いいので、その場合はこのパターン2のように何の為にギターを弾きたいと思ったのか、ということも一つ自分の中で明確にしておくことが必要です。

 

何も意識しなくてもギターは弾いていけますが、より長く継続的に、モチベーションを上げて楽しく上達していくためにはこのように大きなビジョンを持っておくことが大切です。

小さな目標設定をする

 

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ステップアップ

 

先ほどは大きなビジョンや目標を持つという話でしたが、次は小さな目標の設定です。

これはギターに限らず言えることですが、先ほどのような大きな目標だけ掲げていても練習をしていくときに、全然目標に近づいている実感が湧かずに挫折してしまいます。

練習をしていればしっかりステップアップはできている人が多いのですが、なかなか自分自身だと実感しにくい部分もありますよね。

 

これを実感するためには、最終目標までのステップを細かく設定することがおすすめです。

 

例)ステップ1「コードを3つ鳴らす」

  ステップ2「コードを3つ覚える」

  ステップ3「曲のサビ部分を弾けるようにする」

  ステップ4「曲のAメロを弾けるようにする」

  ステップ5「曲のBメロを弾けるようにする」

  ステップ6「曲の1番を通して弾けるようにする」

 

このように細かくステップを分けることで、ステップ2まではできたけどステップ3はまだできないからここを練習しよう。

というように自分の中で実感できるようになります。

 

この「ステップ2まではできた」という実感が達成感に繋がり、大きな目標への第一歩となりますので、練習の際にはこのような小さな目標を設定してみましょう。

 

例として6段階までですが、このステップの数は自由なのでこれより多くても全然大丈夫です。

少なくとも4段階以上で考えていくと練習しやすいかと思います。

一日の練習量は?

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一日の練習時間

ここでようやく練習量の話ですが、趣味で曲を弾けるようになるための時間としては

具体的な数字を上げると少なくとも「毎日15分」です。

具体的な数字を上げて15分としていますが、毎日楽器に触りましょうという意味合いが強いです。

 なので5~10分しか弾けないときはそれでもいいです。

 

逆にあまりおすすめしない練習量の設定としては

「毎日2時間練習する!」と設定することです。

これは継続できる人はこのように設定して頑張っていければ相当上達も早いです。

しかし、毎日2時間練習することが1週間続いたけど疲れてきて2週間目には1時間に減ってしまった。

昨日は仕事終わりに頑張ったから今日はギターを弾くのは休もう。

となることもあり得ます。

このように疲れてしまってモチベーションが下がると、ギターを弾くのが義務的なものに感じてしまうこともあります。

これだと趣味で弾いているはずなのにストレスになってしまいますね。

このように感じてしまう場合もあるので僕は

 

「最低毎日15分」

をおすすめしています。

 

そんなに長い時間でもないですし、毎日でも続けやすい時間だと思います。

もちろんこれよりも時間を少しずつ長くしてもいいです。

その方が努力している実感も出ますし、好きで時間を長くする分には義務感も感じにくいですね。

実際一日15分触っていたら気づいたら20分経ってたりするものです。

あまり硬く構えすぎず気持ちをリラックスさせてある程度ラフにとらえて練習してみてください。

 

 

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