今回はエレキギターを練習している方向けの記事となっています。
エレキギターでロックな曲が弾きたい!でもロックって難しそう、、、。
そんなことを思っていても諦めるのはまだまだ早いですよ!
ギターソロなんかは速くて細かかったりしますが、コードを弾いていくのは実はロックは簡単だったりします。
アコギでバラードを弾くよりは遥かに簡単です^^
今回はエレキギター向けの簡単なロックの課題曲として
Silent Sirenの「八月の夜」を解説していきます。
【Silent Siren】「八月の夜」MUSIC VIDEO full ver.【サイレントサイレン】
曲をまだ練習したことがないという方はこの曲から始めてみるのを強くおすすめします!
弾いたことがあるという方でも、一つ簡単な練習曲として基礎を固めるという意味でも是非最後まで読んでみてくださいね^^
八月の夜のコード進行
まずはこの曲の構成を見ていきましょう。
大きく分けて
- Intro
- Aメロ
- Bメロ
- Cメロ(サビ)
となっています。
出てくるコードの種類としては4種類のみで、どれも簡単な押さえ方なので、分からないという方は次の項目でチェックしていきましょう!
ちなみに÷のようなマークは、1小節前を繰り返すという記号です。
この曲は同じコードが続くところも多いので、そいういった点でも弾きやすく覚えやすい曲ですよ^^
譜面の記号が分からないという方はコチラ!
コード進行が同じところがある
なんとなく全体を見てみるとわかるところがあると思いますが、この曲はIntroとCメロが同じコード進行になっています。
もう少し細かいところを見ると、Aメロの1段目と3段目のコード進行も同じですね。
このように曲の中で同じコード進行になっているところは多々あるので、まずは譜面を準備したら共通する部分を探すのも大切な練習です。
練習ポイント
- 譜面の記号を把握する
- 全体のコード進行の流れをざっと確認する
- 共通するコード進行の部分を探す
八月の夜のコード表
それではこの曲で使用するコードを見ていきましょう。
この押さえ方はパワーコードと言われるものですが、基本的にロックな曲でよく使われます。
今回のコードでは10フレットまで使うので、横移動が多くなりますね。
移動の幅は広くなりますが、左手の押さえるコードの形はすべて同じ形で押さえていけますね。
3本が難しい場合は2本でもOK
使う指もすべて同じですが、もし小指で押さえるのが難しいという方は人差し指と薬指のみを使用して、小指部分は押さえなくても大丈夫です。
この場合でもコードはそれぞれの音を表現できるので、3本で押さえるのが難しいという場合は2本で押さえて弾いてみましょう。
✖印の弦はミュートする
パワーコードは弾かない弦が多くなります。✖印の弦は弾かないようにミュートしておきましょう。
✖印の部分を弾いてしまったり、しっかりと押さえてしまったりすると濁った音が出やすいです。
なるべく人差し指のお腹で触るようにすると丁度よくミュートできます。
6弦をミュートする際は人差し指の先を少し触れるようにしてミュートしてみましょう!
練習ポイント
- パワーコードはロックでよく使われる
- 3本が難しければ2本で弾いてみる
- ✖印の弦はしっかりミュートする
- ミュートする際は人差し指でミュートする
右手のリズムパターン
曲を繋げて弾くのが初めてという方は、それぞれのコードを伸ばして繋げるところからやってみましょう!
最初から原曲スピードはとても速いので、まずはゆっくりのテンポで挑戦してみてくださいね^^
Level1
このパターンは1小節ごとに1回ずつ弾いて音を伸ばしてみましょう。
コツは次を弾くまでなるべく伸ばしきることです。
Level2
1回ずつだったのを細かく2つに分けて弾いてみましょう。
弾く回数が多くなると焦ってミスしやすいので注意です。
Level3
ここでアップが出てきますね。
アップの際には特に力が入りやすいので注意しましょう。
右手はダウンもアップも同じくらいの力加減で弾いていくのが理想です。
なるべくずっと力を抜いておくように意識しましょう!
Level4
8ビートのコードストロークとしてよく使うパターンです。
このパターンを覚えたら他の曲にも応用できますよ^^
一部弾かないところがあるので注意しましょう。
このパターンも細かくアップが入ってきますが、リラックスした状態で継続して弾けるように意識しましょう。
曲として繋げるには
まずは各セクションごとに練習してみましょう!
例)Intoだけ繋げる、Aメロだけ繋げる 等
各セクションごとに繋げられるようになったら全体を通して弾いてみます。
このときにYoutubeの速度を下げる機能を使うと便利ですよ^^
初めて全体を通して練習する際は、各セクションごとの繋がりが曖昧になりやすいです。
苦手部分が見えてきたらその部分だけ反復練習すると繋がりが安定してきます。
- まずは各セクションごとに練習する
- 全体を繋げる際はセクションの切れ目に注意
- 苦手部分を反復練習
最後に
この曲は4つのパワーコードで1コーラス弾いていけます。
この譜面にある分だけでも安定して弾ければ、パワーコードに関しては弾けたと思って大丈夫です!
途中で解説したリズムパターンがLevel4まで行けなかった方は、簡単なリズムパターンでも安定して繋げるのが目標なので、まずはできるリズムパターンで止まらないように繋げてみることを意識しましょう!
それでは!
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