こんにちは!
ギター講師の箕輪です!
今回はFコードというものにトライしている人向けの記事です。
押さえ方の解説というよりは、Fコードを押さえられるようになると他のコードもほとんど押さえられるようになるよ!だから頑張ってみましょう!といった内容です。
Fコードの詳しい押さえ方についてはこちらの記事で
Fコードを覚えるメリット
Fは押さえようとしてもなかなか綺麗に鳴らなかったり、指が痛くなってきて
- なんでこんな押さえ方なの?
- Fでこんなに難しいのに、コードの種類はたくさんありすぎて終わりが見えない!
- 1つのコードで戸惑っているからやっぱりギター向いてないのかな
と思っている方いませんか?
そこで朗報と言いますか、実はFコードを覚えるとメリットがたくさんあるんです!
Fコードは確かに難しいですが、一つ押さえることができるとほとんどのコードの種類を覚えられるといっても過言ではありません。
これが問題のFコード。
似ているコードとしてBmというコードがあります。
どうでしょう。
ほとんど同じ形をしていませんか?
ちなみにFコードを2フレットで押さえるとF#コード、
Bmを3フレットで押さえるとCmコードを押さえることができます。
これだけでもFコードを覚えたら全部で4種類押さえることができますね。
細かいところまでいえばその倍以上の数のコードを押さえることができます!
- コードはたくさんありすぎて終わりが見えない!
- 1つのコードでこんなに戸惑っている
と悩んでいる方は
- 1つ覚えたら10個分くらいのコードを覚えたことになる!
- Fコードさえ覚えたら他のコードはもう余裕!
と思っておいていいと思います。
実際にこのような考え方にシフトして練習した方が気楽にギターを続けることができますよ^^
完璧を求めすぎない
Fコードはやっぱり1フレットの人差し指が苦戦しますよね。
何度も何度もやってみているけど、やっぱり音が綺麗に鳴らない。その気持ちとてもよく分かります。
そんなお悩みを持っている方はたくさんいらっしゃいますが、練習したら練習した分だけ経験値はたまっていきます。
まずFコードに関しては7割~8割くらいの完成度を目指しましょう!
Fコードの音に最初から完璧を求めすぎるとその練習だけで終わってしまい、
「今日はFコードを練習したけどダメだった。」
と具体的な成長も感じられないままになってしまいやすいです。
それだとなかなかモチベーションも上がらないですよね。
Fコードがまだ綺麗にならない方のおすすめの練習方法としては
- Fコードは一日1回はトライする
- Fコードの完成度が低くても曲を通して練習する
- Fコードが出てこない曲も練習する
このような練習方法を取り入れてみましょう!
Fコードがまだ未完成の状態でも、続けて練習していけば徐々に完成度も上がっていきますし、そもそも完璧になってから曲をやるという順番だと、いつまでたっても先に進めません。
Fコードが出てこない曲を練習してFコードが弾けるようになるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、他のコードを押さえていくことによって押さえる力も付き、指の動きも良くなります。結果Fコードを押さえる力にも繋がるという訳です。
Fコードは他のコードに派生させることができる!
Fコードからはたくさんのコードに派生させていくことができるのでまずはその紹介です。
先ほどBmを例に出しましたが、Fと同じ位置から指を減らしていくだけでもコードになります。
ざっと出してみるとFm、Fm7、F7 の3つのコードを押さえることができます。
基本のFから考えると、中指を外すとFmコード。
中指と小指を外すとFm7コード。
小指だけ外すとF7コード。
というようにこれだけで3種類のコードを押さえることができます。
これはどれも頻繁に使うコードで、このコードを覚えたら更に派生させて違うコードも覚えていくことができます。
ずらして違うコードを押さえる
先ほどFコードを覚えるメリットの部分でFコードを2フレットで押さえるとF#コードになるという話を少し出しましたが、その部分を深堀りしていきましょう。
Gコードというと
この形のGコードを覚えたかと思いますが、役割としてはどちらも同じGの音です。
どちらの形を使って弾いても構いません。
Gの次はG#、A、A#、、、
というようにどんどんずらして弾いていけます。
ずらした上にコードの派生で紹介したFm、Fm7、F7のように指を減らしていくとそれぞれのコードをまた派生して押さえていけますね。
こんな感じでたくさんのコード覚えていけるので、基本のFコードの形を覚えたらほとんどのコードが弾けちゃうということですね。
今練習している曲でよくわからないコードなどがあればこの記事を参考にして練習してみてください^^
それでは!