こんにちは!
ギター講師の箕輪です!
今回の記事はジャズやファンクなどのジャンルが好きな方向けの記事になりますが、初心者を脱したい方、もっと幅広く知識を付けたい方、ジャズやファンクなどのジャンルは興味がなかったけど曲の持ちネタとして弾けるようになりたい方も是非目を通してみてください。
ジャズスタンダードってどんな曲があるの?
ジャズスタンダードの曲と言ってもかなりの曲数があるのですが、
僕がセッションやレッスンでよく弾く曲としては
- The Chicken
- Spain
- Feel Like Makin' Love
- Autmun Leaves
- Fly Me To The Moon
- The Days Of Wine And Roses
等ですね。
今挙げた曲に関してはジャズスタンダードの中でも代表的な超定番曲なので、どの曲から覚えたらいいか分からない!という方はこの6曲の中から選んで練習してみましょう。
ジャズ・スタンダード・バイブルを持っておこう!
みなさんジャズ・スタンダード・バイブルって知っていますか?
ジャズ・スタンダード・バイブル(通称:黒本)
「黒本持ってる?」とか言われたらこの本のことです。
ジャズやセッションに興味のある方は必須のアイテムです。
ジャズ・スタンダード・バイブル セッションに役立つ不朽の227曲 CD付き
- 作者: 納浩一
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2010/11/15
- メディア: 楽譜
- 購入: 7人 クリック: 63回
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227曲入っているので「多すぎwそんなにいっぱい弾けないw」と思う方もいるかもしれません。
とりあえずスタンダード曲をシンプルなアレンジで詰め込んで書いてある楽譜なので、全てを好きにならなくても、これを持っておけばスタンダード曲は網羅できるのでセッションの場では必ず活躍できます。
※ちなみに冒頭で紹介した6曲に関しては全てこの本に収録されています!
すぐに片っ端から覚えていかなくても、いつでもスタンダード曲をすぐに確認できるという意味合いで持っておくといいと思います。
この中でも定番曲はCDに収録されているので、まずは音源のある曲から手を付けてみると練習もしやすいですね^^
一度買ったら一生ものですし、ずっと使っていると使用感も出てきて愛着も湧きますよ!
ジャズ・スタンダード・バイブルを使った練習方法
すでに譜面を見て所見でコードもテーマもアドリブも弾けるという方なら大丈夫かと思いますが、まずは一から理解していきたいという方が多いと思います。
ジャズ・スタンダード・バイブルを買ってみたはいいものの、どうやって練習したらいいのか分からない。という方に向けて練習方法も紹介していこうと思います。
- コードを初見で弾けるようにいろんな曲を弾いていく
- テーマを5線譜で読んで弾く練習をする
- コードを複数のポジションで弾く練習をする
- アナライズ(楽曲分析)する
ざっと挙げるとこの4つですね。
アドリブの練習もありますが、これは楽曲を理解してからYouTubeなどのバッキングトラックを聴きながら取り組むのがいいかと思います。
あくまで今回はジャズ・スタンダード・バイブルを使っての練習方法ですね。
1から順に優先度が高い練習方法です。
コードを複数のポジションで弾けるようにするのとアナライズに関してはこの記事ではとても書ききれませんので、おすすめの参考書も紹介しておきます。
こちらの参考書に関しては先ほどのジャズ・スタンダード・バイブルとは違い、ジャズはもちろん、コード理論の基礎知識がぎっしり詰まっている1冊です。
ネットで知りたいことだけを検索して勉強していってもいいですが、てっとり早く知識がまとまった参考書が1冊欲しいという方はダントツでこちらの本がおすすめです!
先ほど挙げた練習方法の3、4番に関しての練習は、ジャズ・スタンダード・バイブルとTHE REAL JAZZ GUITARを合わせると効果的ですので、ガッツリ理論の勉強をしたい方やコードに対しての対応力を上げたい方は是非!
練習の応用
1つの曲に対して一つの弾き方だけではありません。
スロウテンポなジャズやハイテンポなジャズ、ビートもラテン系やファンク系などにもできますね。
シンプルなパターンで弾くことができたら、演奏するスピードやビートも他のテイストに変えて練習してみましょう!