こんにちは!ギター講師の箕輪です!
練習はかどっていますか?
今回は、楽器を練習していく上で こんな感じの練習方法だと上達が遅くなってしまうかも?それを改善できれば上達がもっと早くなりますよ!といった内容で紹介していきます。
上達は自分自身では実感しにくいものですが、それは独学で楽器を練習している人はほとんどの人が思ってしまうことです。
それでもなるべく早く上達が実感できるように、これはやったらあんまりよくないよ!というところに焦点を当てて解説していきます。
楽器の練習以外でも役立てられるような内容もあるので、記事を読みながら日常生活にも当てはめて考えてみてください。
ズバリ楽器の上達が遅くなる悪い習慣とは?
まずはどんなことをすると楽器の上達が遅くなってしまうのか上げてみましょう。
- 練習しない日の間隔が空きすぎる
- 練習するルーティンが固定されていない
- 楽器のメンテナンスを怠っている
- 楽器の置き場所が固定されていない
必ずしもこれらが原因という訳ではないですが、
この4つはかなり上達を遅くする原因となります。
もしこの4つのうちどれかが当てはまっているという方は参考にしてみてください。
当てはまっていないという方も今後気を付けることとして頭の片隅に覚えておくと役に立つことと思います。
練習しない日の間隔が空きすぎる
練習の間隔が空きすぎると何が悪いかですが、
これは単純に 楽器に触れない期間が長くなってしまうということです。
楽器は理論も大事ですが、まずは 何よりも楽器に触れること。
短時間でもいいので毎日楽器に触れることで手が楽器に慣れてきます。
別に何かが弾けるようにならないといけないわけではなく、 練習した、楽器に触ったということが大事です。
普通練習というと皆さんは何分くらいが正解だと思いますか?
…30分?60分?120分?
実際は何分でもいいのです。
5分でも練習です!楽器に触れない期間が空きすぎないように毎日触ってあげましょう。
5分練習することができたら、自然ともう少し長くも練習していけるものです。
練習するルーティンが固定されていない
分かりやすく言えば練習する時間を決めましょうということなのですが、
時間を決めて練習されている方はいますか?
例えば「毎日夜20時から21時は練習する!」と決めてしまうと難しいことが多いです。
このように何時~何時と決めてしまうと、学校や仕事の事情、その他細かいところまで上げればキリがありませんが、様々な事情でこの 練習する予定開始時間が崩れてしまいます。
開始時間が遅れると「あー今日は練習する時間が削れてしまったな」とマイナスにとらえることが強くなってしまうのです。
そんなことが続けばモチベーションももちろん下がりますし、先ほど挙げたように練習しない日の間隔が空きすぎるという原因にもなってしまいます。
ではどのように時間を決めていけば良いかということですが、
例)夕飯を食べた後
お風呂に入った後
一日のことがすべて終わった寝る前
朝ごはんを食べて支度が終わった後
このように 何時~何時と決めるのではなく、何かのアクションの前後とセットで練習を取り入れていくようにすると練習の習慣が付きやすいです。
このときの時間は何分練習するというのでも大丈夫です。
前項でも書いたように、まずは毎日楽器に触ることが大切です。
楽器のメンテナンスを怠っている
僕はギター講師なのでギターを例にして解説していきますね。
アコースティックギターでもエレキギターでも弦はサビます。
錆びたら交換しなきゃいけないですが、メンテナンスを怠っていると
その交換頻度が非常に多くなってしまいます。
さて練習しよう!という時に錆び始めていたら当然やる気が無くなりますよね。
練習しようと思ったときはすぐ手に取って弾き始められる状態を維持しておくということが大切です。
自分自身の楽器ですので、しっかりメンテナンスしてあげればより愛着もわいてくるでしょう。
ギターであれば錆止めのポリッシュとクロスがあればサビを予防できます。
2つとも安く変えるのでネットでも楽器屋さんでもいいので、持っていない方は買っておきましょう!
メンテナンスを疎かにしてしまうという方は、 まずは1週間続けてみましょう。
1週間続けられたら1か月でも続けられます。
それがクリアできたら 習慣になっていくのです。
楽器の置き場所が固定されていない
これはそこまで悪いことでもないのですが【練習するルーティンが固定されていない】でも解説したように、なるべく 同じ場所に置いておいた方がルーティンに当てはめた時に練習しやすいかと思います。
楽器を置く場所を決めたらメンテナンス用具も近くに置くようにしましょう。
なんなら楽器スペースというコーナーを部屋に作れれば尚良いですね。
毎日のルーティンで練習していく上で、 いつも同じように手に取れる場所を作るということは練習を継続するうえで非常に大切です。
一見地味な理由かもしれませんが、 楽器の上達を阻害しているものはこのように細かい理由が多いです。
まとめ
大きく4つ挙げていきましたが、どれでも明日から実践できるものばかりです。
この中でも簡単なものからでもいいので一つずつ実践していければ確実に上達は速くなるでしょう。
別の記事で上達が早くなるためには?
という観点からも書いていますのでこちらも参考にしてみてください。