こんにちは！ギター講師の箕輪です！
今回はオルタネイトピッキングを綺麗に弾くコツなんかを紹介していこうと思います。
ピッキングの種類としては
- オルタネイトピッキング
- エコノミーピッキング
大きく分けてこの２種類ですが、僕は基本オルタネイトピッキングが多いので今回はオルタネイトピッキングの紹介と解説になります。
オルタネイトピッキングに慣れておくと右手のカッティングにも応用が利きますし、何よりリズムの把握がしやすくなり、曲のフレーズやソロをコピーするときに非常に役立ちます。
ここではオルタネイトピッキングの弾き方と練習方法、自分でフレーズを弾いていくときのダウンアップの割り振り方について見ていきましょう！
オルタネイトピッキングとは？
単音を弾く時に右手を交互にダウンアップしていくのがオルタネイトです。
オルタネイトピッキングはどのようなものを弾く時にもギターそのものの技術として正確に、万能に弾いていけるようになるので覚えておきたいスキルですね。
これとは別に弦移動の時にダウンダウンと連続したり不規則になるものがエコノミーピッキングです。主に速弾きをするときに使うことが多いイメージです。
オルタネイトピッキングの練習方法
オルタネイト練習 Level１
まずは基本動作です。開放弦でもいいのですが、制御が難しいのであえてフレットを押さえています。
右手のダウンアップが逆にならないように気を付けて弾いていきましょう。
練習ポイント！
- 右手は固くなりすぎないように
- ピックを持つ力はとても弱くてOK
- ピックを落とすのは最初は仕方ない
オルタネイト練習 Level2
少しレベルアップしたフレーズです。
この譜面にある動きはクロマチックトレーニングと言って基礎練習でも使っていけるのでまずはこれを弾いてみましょう。
ゆっくりでいいのでダウンアップを正確に、音は綺麗に出るように弾いていきましょう。
リズムが適当になるとダウンアップもずれやすいので注意が必要です。
練習ポイント！
- 弦の移動があるので、違う弦を弾かないように注意
- 正確にフレットギリギリを狙って押さえる
- ゆっくりでいいのでリズムに合わせて丁寧に
オルタネイト練習 Level3
途中で休符や４分音符などが入ってくるフレーズですね。
この譜面を見て何となく分かるかもしれませんが、（）内の記号の部分は右手のピッキングを当てない部分です。当てない部分も弾いていくイメージですね。
当てはしませんが、本来はダウンなりアップなりが入っているところなのでこのようなところに惑わされないように正確に弾いていきましょう。
練習ポイント！
- 当てない部分も弾くつもりでリズムを取る
- 一つ逆になるとリズムが狂うので注意
- １弦以外でやってみてもOK
ダウンアップの振り分け方
オルタネイト練習 Level3のようなパターンの場合少し考えなければなりません。
ここで音符の長さも重要になってくるのですが、
音符の長さがよく分からないという方はコチラの記事も参考にしてみてください。
８分音符のフレーズで見ていきましょう。Level3のフレーズで解説していきます。
オルタネイト練習 Level3
４分音符は８分音符２つ分の長さなので、４分を１つ弾く間に右手は１往復しています。これは４分休符の場合も同じ長さです。
８分休符があった場合は、そこにダウンかアップの空白があるつもりで弾いていくと、この譜面のようなダウンアップの割り当てになります。
- １往復や片道などで考える
- まずは音符があるところも休符のところもダウンアップを付けてみる
カッティングにも応用できる
これは８ビートのストロークですが、このような動きを小さくして単音で弾いたものがオルタネイトピッキングだと思って大丈夫です。
カッティングか細かいオルタネイトかどちらを優先して練習するかは好みの問題にもなってきますが、この２つはお互いに影響し合えるのでどちらから先に練習してみても大丈夫です。
最後に
オルタネイトピッキングはギターの基礎となります。
うまく弾きたい場合はもちろんですが、曲を速く正確に覚えるためにも知っておくとプラスになるテクニックです。
オルタネイトピッキングが綺麗に弾ければ、コード弾きもギターソロも周りと差をつけることができますよ！
- オルタネイトピッキングはギターの基礎
- 曲が覚えやすくなる
- 音のクオリティが上がる
それでは！
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